標高が高い、気温が低い、原因は分からないが電子式ライターは着火しないことがある、とよく聞く。
オイルライターが冬季に着かないことは分かる。なぜ電子式ライターは着かないのか?

普段キャンプする際には、ユニフレームのスティック状ターボライターを使用していた(4年程使用して壊れた)。点火に困ることもなく当然のようにストーブやランタンを使用していたが、冬山幕営の時はどうだろう、と考えた。

フリント式の使い捨てライターが「三種の神器」と言われるように、どのような環境にあっても確実に火熾しできる奴が必要だ、と思った。フリント式の使い捨てライターは、安全対策のため着火し難くなっている。手袋をはめたまま着火できるか・・・

そこで選んだのがこれ。

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手袋をはめていても、どんな環境下でも、簡単に確実に火花が飛ぶこと、
ストーブへの点火であるから、裸火が不要であること、
等々と考えた結果の正英産業・ロックライター。

晴れ、気温9℃位、微風。点火できるか試してみた。普段使用しているストーブ、MSR・ドラゴンフライ。灯油が使用でき、火力調整が可能である優秀なストーブ。火力も十分。

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ウィッグに灯油をタップリ染み込ませ、カチッ、カチッ、カチッ、カチッ、カチッ、カチッ・・・・・・・と何度もカッチするが引火しない。ここで比較的安全な灯油であることがマイナスに作用した。えぇい、バーナーで着けてやれとバーナーで炙る。ロックライターは、もともとガス器具の点火用だけあって、ガスバーナーの点火は至極簡単。

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無事(?)点火完了。

それではガソリンはどうかな、と試す。ポンピングして、バルブを開ける。噴出されるのは霧状のガソリン。ドラゴンフライはプレヒートしなければ、ジェットから出るのは液状。この差は大きい。
カチッ一発。点火完了。流石ガソリン。流石コールマン・スポーツスター。ラフに使ってもビクともしない頑丈さ、点火の容易さ、これまた秀逸なストーブだ。

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冬山幕営にスポーツスターを持って行きたくなる。それは、単にドラゴンフライのジェットをガソリン用のそれに交換するのが面倒なだけでもある。

大きさがな〜と比較してみると矢張り大きい。ハードケースから出し巾着袋に入れたら、もしかしたら同じ位か?

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灯油とガソリンをジェット交換せずに使用できるMSR・XGKーEXの投入か?





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