朝。前室で炊事ができれば有難いが、プレヒートが必要であるストーブには危険極まりない。プレヒートに失敗したら・・・こんなに不便であっても、矢張り液体燃料のストーブが良い。
・ガンガン炊ける=燃費が良い(*)
・特にドラゴンフライの燃焼音は頼もしく、ホッとする。
・ポンピング、プレヒートも慣れれば当たり前の手順として苦にならない
(*): 今回20ozのボトルを持っていき3食1時間程使用したが、半分ガソリンが残った
朝食はカップヌードル詰替用を鍋で煮る。このキャンプ行で初めて適度に柔らかく、且つ暖かい食事にありつけた。冬は煮込むに限る、しかも1分でOK、という有難い経験則を獲得出来た。カップが無い分省スペース。冬のキャンプのみならず、荷物を少なくしたい時には、とても重宝する。
会社の先輩の使用するスプーンは、先端がシリコンラバーになっていて、食べ残すことなく綺麗に食べることができる。手前はスポークンを使用しているので、食後は必ずティッシュ拭きが必要になる。このスプーンはよく考えられている。エコだ、素晴らしい。
一宿のご厄介になった処。周りはもう撤収済み。早い。昨晩埋め込んだアンカーの回収に手間取った。
復路は、右岸を行く。途中山開きのお祭会場(?)を発見。雪に埋もれた銅像のおじさんも寒そうだ。
往路は素晴らしい景色を眺めながら歩いたのでウキウキワクワクであったが、復路は真っ白の中ただ歩くのみ。
(往路)
(復路)
大正池付近。手すりの位置から、積雪量が分かる。よく降ることで。大正池ホテルにてスノーポンを外す。背負う荷が重くなるが、ここから道路を歩くのだから仕方がない。アルミフレームのスノーシューの方が強度的優れているが、限りある人力、道具は軽量なものが良い。上高地・明神池までの工程では、スノーポンで不自由は感じられなかった。
電話を掛けておいたので、釜トンネル出口でタクシーが待機している。歩くのがチョイと遅かったのかな?荷をトランクいっぱいに積み込み、今回のキャンプ行もお終い。
今回得られた経験則
・オートキャンプ道具でも、重く嵩張るが、山キャンプも可能
・個人差、その時の天気にもよるが、敢えて冬山装備を揃えなくても大丈夫
・クロノスドームも風がなければ、-10℃でも全く問題なし
・食事も飲み物もすぐ冷めてしまう。保温に注意すべし
・詰替用カップヌードルは重宝する
・キャラメル入りの行動食は、寒中では硬くて噛めない
・シリコンのスプーンは食後の食器を綺麗にできる。ティッシュいらず
次は何処でキャンプをしようか?
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