予てより35ℓのバックパックを物色していたところ、
3月より急に、曲げたり伸ばしたり捻ったりすると右肘が痛くなったのだ。
理由は分からない。おそらく雑巾の絞り過ぎ(掃除のし過ぎ)が原因であろう、と鬼嫁に憚りながらも推測している。
カヤックを漕ぐことが絶望的である。ハイキングでもするか、という心境の変化が、バックパック購入を後押しした。

善は急げで、登山用品店へ。
手前の条件
1) 35ℓ程であること
2) 1気室であること
3) 天蓋を開けずに荷室へアクセスできること
4) ハイドレーション対応のこと
の4点を告げ、店員さんのお勧めするオスプレー・ケストレル38ℓとドイター・フューチュラプロ36+4ℓから選ぶことに。

これらが選ばれた理由は、
1) 38ℓと36+4ℓ
2) 仕切りを外しておけば良いだけだし、仕切りが有れば使い勝手の良い時もある。どちらにも対応できる方が良いだろう。また2気室なら前面、底部より、荷の出し入れができる
3) 、4) どちらも可能
最大のポイントは、背面長が手前に丁度良い長さであること、背負い心地が良いこと、である。

悩むこと数分。背中に張り付く様に背負えるオスプレーを購入した。この背負い心地は、秀逸だ。身体を傾けても、捻っても、はたまたブルブルと揺すってみても、背中に吸い付いているようだ。この点がドイターに勝り、決め手となった。しかし、ドイターのしっかりとした作りはオスプレーよりも良く、もし大型パックを買い換えるなら、ドイターにするのでは、と思うほどだ。

前面

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背面。メッシュ地と波状のパットが気持ち良さげ。背中が完全に浮く(オスプレーでいうところのストラトス/シラス・シリーズ)ではない。

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側面。気持ち湾曲している。

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側面の開口部。バッチリ開きます。

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前面底部の開口部。

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天蓋は縫い付け。かさ上げが出来ない。

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という具合。

参考までにドイター。

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前面底部の「青色の滴」様のタブのあるポケットには、、レインカバーが入っている。
そして、背面上部の「青色のスライム」様のタブの下からハイドレーション・パックが入れられ、小さなリングによって吊り下げが可能。ハイドレーションのチューブをショルダーベルトに固定するバンドが、ゴム。

前面のポケット様なところ、側面のポケットは、いずれも伸縮性のあるメッシュ地である。数年でビロビロに伸びきってしまうのでは、と危惧している。カミさんのはどうだろうと思い、比較してみる。

モンベル・チャチャパック40ℓ。フロントポケットは、普通の生地。ショルダーベルトのバンドも生地。長く使えそうだ。

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ショルダーベルト。モンベルの方が厚みがあり、柔らかいような・・・

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ヒップベルト。厚みに遜色はないが、モンベルの方が形状が凝っている。また、背中の真ん中程よりパットが入っていて、外側のポシェット様なベルト部とは別体となっている。

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ファスナー。モンベルはYKK製で、開け閉めスムーズさが良い。ここはオスプレーのマイナスポイント。

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さぁ、何処へ行こうか。GWの後半戦は天気が優れないが、肘を痛めてから、ろくに外で遊んでいない。どこかへ出たい。





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