カミさんの持つザックは最大のもので45ℓ。家族でテント泊登山をするにあたって、60ℓほどのザックを購入して欲しい旨話したところ、「何故私が荷物を背負わなければならないの?」という意の答えが返ってきた。想像してはいたが、表現が正直すぎるのではないだろうか。

矢張り自分で機材を運ぶのか、と漠然と考えていたら、拙宅のテントはクロノスドーム2型、ムーンライト5型とコールマンの巨大重厚テントしかないことに思い当たる。つまり子供含めて3人で泊まれるテントはいずれもパッキングサイズが大き過ぎ又重過ぎるのだ。

これは困った。

クロノスドーム2型に、山岳用の2人用のテントを買い足す?

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一体誰が持ち歩くのか?という疑念が湧いてくる。クロノスドームが2,500g弱、そしてアライ・エアライズ2型が1,500g強、〆て4,000g。これは重い、重すぎる。仮にエアライズ1型にしても200g程しか軽くならない。
この案は却下だ。1張りのテント ー 将来カミさんと二人で余裕を持って泊まれるスペースが確保できるテント ー が必要、ということか。

どうせならテント場で被らないテントが良いな、と物色したら、

ファウデ・トーラス3型。

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2,750g、なんとかなる重さだ。パッキングサイズが、残念ながらφ19x53cm、と少々大きい。
因みにクロノスドーム2型は、2,430g、φ20〜23x44cm。そして、対抗馬でありベンチマークであるステラリッジ3型は、1,970g、φ19〜22x44cm。流石、山岳用。軽くて小さい。これは強敵だ。

次は、マウンテンハードウェア・ハイロ3型。

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前室とメッシュ部以外をシングルウォール構造にすることで軽量化を図っている。重量は(最低)2,000gと詐欺みたいな表記であるが軽いことは事実であろう。しかしパッキングサイズが、φ23x61cmと残念なサイズである。長さがトレッキングポール(収納時)並みのサイズでは、ザックにパッキングする時に難儀するはずだ。

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設営サイズはステラリッジ3型より一回り小さく、2人用としては十分なサイズで、テント場でも設営し易いだろうことはメリットだ。長さだけが残念。

本日、一番気に入ったのは、サレワ・ライトトレック3型。

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重量は、2,600g。流石にステラリッジには敵わない。パッキングサイズは、φ20x40cm、と大健闘。

色柄が、テント場で被らなさそうで迷子になり難いのも、家族テント泊登山には重要な要素であろう、と考える。このテントはクリーンヒットだ。昔、山で道を教えてくださった方の服がサレワだったことも影響しているか?何故か良く見えてしまう。

早速、詳細を調べよう。


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