モンベルのHPでアウトレットになっているラダーを見つけた。ボイジャー415用の旧商品。価格は現行品に比べて当然安い。これだ!と思い、早速店舗へ行き、店員さんに確認すると在庫は残り1点。そして、恐らく取り付けられるでしょう。但し、460Tに比べ415の方がコックピットからスターンまでが長いのでワイヤーが余るかも、とのこと。
店員さんを信じて発注したラダーが届いたので、取り付けてみた。
HPから拝借。ラダーを押さえているスターン側のベルト位置に注目。
手前がラダーセット。ボイジャー460 と並べて。遠近感によってラダーの方が大きく見えるが、決して小さくはない。
内容は、ラダー、ペダルと取り付けレールとワイヤー等。
ボイジャー415等用のラダーセットです。460用ではありません。
後席で使用する場合、取り付けレールは全く無加工で取り付けられた。
試していないが、ソロ使用の位置でもポンと取り付けられたのでは、と思っている。
残りのフレームを組み立てて、
レールにペダルを挿入する。
バウ側に縛り付けたゴム紐をペダルにも取り付ける。ラダーに取付ける両ワイヤーをピンピンに張り詰めれば、ゴム紐は無くても良くない?ペダルがスターン側に脱落する虞があるので、ゴム紐は必須か。一工程省けたのに。
今回の最難関。内側からワイヤーを挿入し、外側へ貫通させるのだが・・・
外側から。ワイヤーの先端を輪にしているので、なかなかワイヤーが出ない。
電線を縛る針金を、スキンの外側から突っ込み、内側のワイヤーの輪っかに縛り、あとは引き抜く。ワイヤーを貫通させることに成功。
今まで取り付けていたエンドブラジャーを取り外す。ラダーがブラジャーに取って代わるのだ。
あれ?ラダーの上部ステーが短い?カタログでは先端から1/3ほどにベルトが掛かっているのに、先端にチョロっとしか掛からない。漕いでいて外れないだろうか?一寸心配だ。
ワイヤーの先端をラダーに取り付ける。このラダー側の金具が小さくて、取り付け難い。要検討課題。釣りに使うスナップを使うか?
カミさんは脚を目一杯に伸ばしている。実際に使用する際には、ワイヤーを切り詰めるか、シートを気持ち前に出すしかない。先ずは後者で試そう。
最後に、ラダーの上げ下げ用のロープを取り付けて完了。
説明書を読みながらの組み立てだから、当然カタログ値よりも時間が掛かったが、2人で組み立てたので結構早く組み上げられた。
キールパイプの両横のパイプを付けていません。これが無い方がキールが明確になり、直進性が増すとか。この件を、先のモンベルの店員さんに聞いてみた。カヤックの底が波打ち、抵抗になるから、取り付けた方が良いですよとのことでした。
ラダーを導入したので、ボイジャー460 の弱点であった、風に弱く直進性が悪いという難点が解消される筈だ。投資した以上の効果を見せてくれよ。期待しているから。
ワイヤー保護用のチューブをもう少し後ろまで引っ張るべきか?
アウトレット品なので2万円も安く購入出来たラダーセット。
これで念願の家族全員で佐久島へ行ける。ボイジャー460 で佐久島へ渡れる。
嗚呼とても楽しみだ。再来週の天気が良いことを祈る。
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