7合目あたりは疲労のピーク。太腿、ふくらはぎがパンパン。片方の足に体重を移すべく地面を蹴るときにふくらはぎがツリそう。
先程まで、楽勝だなどと思って、ごめんなさい。伊吹山を舐めてました。

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10:15 そんなこんなで、やっと8合目。ここまで本当にシンドかった。皆さんサッサと登っていく。体力の差は歴然。


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この8合目から伊吹山のクライマックス。濡れた粘土質の土が、ツルツルと滑る。しかも石がゴロゴロ。
斜度もきつく、手をつきながら登っていく。手袋を持ってきて良かった。

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あともう少し。なだらかな斜面になるはずだ、と頑張る。何故か先程までの疲労感が消えている。ジャングルジムみたいな斜面を登ったことが、緊張感を生んだのだろう。


10:45 頂上は目前のはず。頑張ろう。


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10:50 やっと斜面を登りきった。やれやれ。あたりは一面雪景色。


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11:00 達成感と共に空腹感に襲われる。お昼を食べる場所を探そう、と徘徊する。目ぼしいところ、テーブル付きの場所は既に使用中。それにしても寒い。早く防寒着を着たい。

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やっと見つけたベンチにザックを置き、ダウンジャケットを着込む。コーヒー用のお湯を沸かす間が永遠に感じる。風が吹いていたので、ダウンジャケットの上から雨合羽を着込む。食事、暖かい飲み物の甲斐あってか、やっと落ち着く。

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気付けば、周りはガス。

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さっきまでの天気はどこへ行ってしまった?陽が隠れたことによって、一段と冷え込む。


12:15 お腹も満たされたので、下山することに。風がピューピュー冷たい。ダウンジャケット脱ぎ雨合羽を羽織るのみ。流石に動かないと寒い。

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真っ白な中を、滑りやす地面に気を付けながらの下山。



13:10頃 やっと雲から抜け出せた。眼下に広がる琵琶湖。ホッとした。気温も上がってきているから、尚のこと。

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14:35 やっと登山口まで戻ってこられた。2時間20分。例の登山案内に記載されている通りの時間であった。シンドかった。でも無事で良かった。

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車の後方に3面張りの小川(大きいドブ?)があり、勢いよくゴーゴーと水が流れている。
ここで靴についた泥を流し、帰宅。

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今まで色んなところへ事故なく移動できた愛車とも、12月中にサヨナラ。8万kmも故障もなく走ってくれた。有難う。小傷だらけの車だが、次に誰かが乗って下さるのだろうか。大切にしてもらうんだぞ。



帰宅後、ネットで伊吹山を検索した。そこそこ難易度の高い山であった。無知は怖い。そんな気もなく登ったのだから。事前に下調べをすることを疎かせず、事故のないように気を付けなきゃ。

今日の収穫。登山よりカヤックの方が楽。

矢張りきた筋肉痛。当日だからまだ若い?



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