前日の夕方に積み込みしておいたから、朝は楽々出発。
05:00 拙宅を出る。車が濡れているところから、昨晩雨が降ったようだ。
コックピット内に雨が溜まっていなければ良いが・・・
06:15 道中のコンビニエンス・ストアで朝、昼食を購入して、ホームグランドである吉良恵比寿海岸に到着。朝の日差し、空気の感じが好きだ。
沖に人影が。
何て早起きなんだろうか。
06:50頃 朝食を済ませ、いざ出艇。ずっとこの日を待ち望んでいた。今までの鬱憤を晴らすにはもってこいの陽気。
本日の天気は正にカヤック日和。風も無いに等しく、薄曇り。気温も高くない。
完璧。
三河湾の景色も捨てたものではない、と思いながら、ベタ凪を漕いで行く。
沖島(西の灯台)釣りをしている方を発見。
沖島を通過して西浦を目指す。
08:15頃 西浦パームビーチに到着。まだ朝が早いせいか、遊んでいる人は皆無(きっとコロナ自粛中)。
西浦半島を超えると眼前には三河大島、小島が見られる。油凪ほどではないが、何とも大人しい蒲郡沖。いつも荒れるから、今日はラッキーだなどと独りごちながら進む。
海を漕ぐことに集中するあまり、会社のストレスも忘れることができる。脳内リフレッシュにはカヤックに乗ることが必須だ、とカミさんに啖呵を切って拙宅を出てきたが、これでは雑念まみれだ。
それにしても穏やかすぎる。
09:15頃 仏島に到着。航海の安全を祈願。
小島を眼前に望む。もし手前がコロナウイルスのキャリアならと考え、有人島への上陸を控え、無人島を回ることにしたのだ。三河湾は手頃な距離に無人島が点在しているので、絶好のカヤック・ゲレンデと思う(もう少し海が綺麗なら言うことなし。正直、芸予諸島が羨ましい)。
09:25頃 小島に到着。
三河大島 東岸。赤いボイジャー(?)がある。海の家の準備か。
09:30頃 北岸の海水浴場。ここも準備中。このままコロナが終息すれば良いのに。
先程の海水浴場をチョット過ぎた辺りの浜に上陸し、小休止。
初夏の日差しが気持ちよく、絶好のカヤック日和となった。
浜から蒲郡市を望む。
09:45頃 出艇。
大昔に買った自転車用のグローブを使っている。最高に使い勝手が良い(手のひらは合皮素材でない奴でパット入り)。時計は、オン・オフ問わず愛用のセイコーのダイバーウォッチ タートル復刻版。この独特のフォルムが良いんだよ。
ちょっと島から離れると、あれ?来る時のベタ凪は何処へ?
南風による風浪。波頭が崩れていないから、風速は5m/sはないだろう。田原方面を凝視すると、納得。
山が切れている箇所に風力発電の風車が林立している。道理で、荒れる訳だ。南風が吹き込み易いのだ(北風も抜け易い?)。やっと脳内リフレッシュの時間が来た。この横波を楽しもう。
10:45頃 西浦パームビーチに到着。空腹に耐えかね、消波ブロックに隠れてエネルギー補給(塩飴1個)。
ここへたどり着くまでに胸より低い波をボディーブローのように3発くらった。そのうち1発は全くの不意打ちで、左手からパドルをもぎ取られそうになった。バドルリシューは必需品だと再認識。
手前は浮力のあるロープをPFDと結わえているから安心。
(つづく)
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